お知らせ
10年前の分岐点
前回は、私が防衛大学出身であること、しかし、右向け右!が素直にできず、自営業に憧れ税理士を目指し、公認会計士松井章事務所を経て、平成15年に宮本 和雄税理士事務所を開設しましたということを書かせていただきました。今回はその続きです。
まず、大変有り難いことに、前職時代のお客様がお知り合いの方をたくさんご紹介してくださいました。そのおかげで、初年度からしっかり売上が立ち、また、そこからずっと(現在まで19年間)増収で来ることができました。社員も増え、傍から見たら順調そのものだったと思いますが、開設してから7~8年が経った頃、実は、私はある疑問を抱くようになっていました。
大変有り難いことにずっと仕事は増えていくのですが、増えれば増えるほど、ただただ忙しくなっていくだけで、どうも楽しくない・・・。人を入れても、いい人が来れば仕事が回るようになりますが、そうでなければ、仕事も余計に回らなくなって・・・。目の前の仕事に追われるばかりで、これは何かが間違っているのでは?と、疑問を抱くようになりました。
そしてです。今から11年前に、東京の同業者である古田土会計さんで、本格的に学ばせていただくことになったときに、これだ!と思いました。社員が300人くらいいる古田土会計さんは、全てオープンにしてくださるのですが、その職場は楽しそうな雰囲気で、また、ものすごく儲かっています。社員さんの給料も高く、とはいえ何か特別なことをしているわけでもなく、だからか憧れまして、私もこういった会社を目指したい!と思うようになりました。
そこから方針もやり方も変え、社員も入れ替わって、雰囲気もガラリと変わりました。そして、
古田土会計さんがそうされているように、未来のことを考えたいと思っている社長さんに対し、その社長さんの想いを数字に連動させるようなサポートに注力するようになりました。おかげで以前よりも貢献できるようになり、楽しくなってきました(笑)。
次号以降、どんな形でご支援をしているのかもお伝えしていければと思います!