本当に苦しいときに宮本さんに見て頂いたおかげで、次に何をするか考えられるようになりました。地域中心に介護事業所を経営しています。得意分野である「重度の介護が必要な利用者に喜ばれるサービスをする」ということが見えていなかったため、採用、教育や営業がチグハグで、多くの社員が退職しました。そのことに気付けたおかげで、経営方針が明確になりました。 　気が付くと、地域のケアマネさんには、「利用者さんが喜んでいるので、重度の方はこもれびさんに紹介する」と言っていただけるようになり、自信が持てるようになりました。 目の前が厳しくなると、自己中心的な発想になりがちです。経営計画書で「利用者と社員のために会社はある」という視点を明文化して、繰り返し説明すると社内に浸透できたと思います。 　PDCA会議に参加している社員が、「利用者が増えない原因は、自分の活動不足だ。」と言って、自ら営業活動チラシ作成や訪問予定を立てていました。そんな変化を感じると、全社一丸体制が整ってきたように思います。

有限会社こもれび
代表取締役　赤沼奈美