数年前からテレビや雑誌などで、ＡＩ（人工知能）やロボットの進化により、消える職業、残る職業といった類のものがよく特集されるようになりました。

以前、ホワイトカラーが機械化されていくといった内容（たしか週刊ダイヤモンド）のそれを見たときには、消える職業として、税理士は第29位。機械への代替可能性が９１．４％と、消えること間違いなしといった内容でした･･･。反対に、私が見たそのランキングで、残る職業、機械化されない職業の第１位は小学校の教員でした。そして、中小企業診断士も消えない職業側のランキングに入っており、第32位でした。

こういった内容のものを見ると、過去会計中心の税理士業務、帳簿作成や申告書作成というのは機械化され、近い将来、なくなる可能性が高いことがわかります。また反対に、中小企業診断士などが残る側に入っているように、単なる数字作成ではなくて、コンサルティングなど、未来の数字を作る“教育”という側面を持った仕事は、残る可能性が高いこともわかります。

私たちの事務所では、こうなることも見越して、10年前から月次決算書と経営計画という２つの商品を立ち上げ、月次訪問という形のご支援をスタートし、既に多くのお客様に導入していただいております。これは過去ではなく、未来のＰＬ、ＢＳを作るお手伝いで、経営コンサルティング会社がやっているようなこと（業務コンサルティング）まではできませんが、どういう方針で、どういう商品を、どういう方法で販売していくのか、また、社員さんの待遇についてはどうしていくのかといったものをいっしょに考え、アドバイスさせていただくというものです。

｢頑張ってはいるけれど忙しくなるだけで数字が良くならない｣｢何か手を打ちたいけれど何からしたらいいのかわからない｣｢社員さんが言うことを聞いてくれない｣

そんなお悩みを抱えている社長様のために、数字作成ではなく、数字教育に軸足を置いて、これからもサポートしてまいります。