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お知らせ

未来を明るくする中期計画のすすめ

社員数20名くらいの会社の社長さんに、理想を描き計画を立てることの大切さをお伝えいたしました。日々の仕事に一生懸命な社長さんほど、目の前の現実だけを見て、理想を考えようとしない傾向にあります。私は、社長さんが考える理想と目の前の現実を比べ、その  差を縮めていくことが、経営を改善することだと考え、以下のようなお話をさせていただきました。

理想というのは、5年後とか3年後とか、得意なことやこだわりのあることを文字や数字にする事業の未来像、社員の待遇がこれくらいで、社員数がこれくらいで、売上がこれくらいで、社員の給料はこれくらいにしてあげたいなぁという社員の未来像です。それは漠然としたもので問題ありません。そして、その理想から逆算していき、じゃあ1年後はこんな感じかなぁと考えて、具体的な数字に落とし込んでいったものが計画です。

ただ、日々、目の前の仕事に一生懸命な社長さんほど、毎日、どうやったらお金貯まるかなぁとか、今日明日、よくても月末くらいのことまでしか考えていません。ただ、それだけだと(かつての私がそうだったように)楽しくないと思うのです。明るい未来の理想を立てているときは、本当に楽しいです。理想を立てたら、幹部とか社員にも話してあげるといいです。5年後にはこうなっていて、子会社を作ったら新たに社長もできそうだとか。そういう話をしたら社員も明るくなります。社員が気にしているのは、5年後の自分がどうなっているかってことです。

私自身、前回のみやもと通信でも書かせていただきましたが、11年前に東京の古田土会計さんで本格的に勉強をするようになってから、自分の会社の5年後の理想の仕事を考え計画を立てるようになりました。すると、経営が楽しくなり、お客様からより喜ばれるようにもなり、目に見えて売上と利益が増えていきました。

理想を描いて計画を立てるということ。毎日、目の前の仕事に一生懸命な社長さんほど、いったん立ち止まって、それをされてみることをおすすめいたします。もちろん、私もサポートさせていただきます。