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「強い会社」と「いい会社」

「“強い会社”と“いい会社”は違う」ということについて書かせていただきます。

まず“強い会社”というのは主に①利益を上げられる会社、②財務体質の良い会社、③資金力のある会社です。売上の増加率とか社員数など会社の規模ではありません。

①の利益について。指標として私が一番お伝えしているのが損益分岐点比率です。粗利に対して固定費がどれくらいかというもので、理想は80%以下。粗利に対して固定費が8割以下 ということですが、そこまでの会社はあまりなく、まずは90%を目標にしましょうと伝えています。

②の財務体質について。利益が上がっていても財務体質の悪い会社はたくさんあります。過大な設備投資や自社ビルの建設で借入金が過多・・・。財務体質の理想は、自己資本比率で50%。ただ、そこまでの会社はあまりないので、まずは30%を目標にと伝えています。

③の資金力について。財務体質が良くても資金力のない会社はたくさんあります。資金力というのは、預金と借入金の差。これの差が大きくなる=資金力が上がってきたということです。

継続企業を前提とするのであれば、やはり、会社の数字を見る目的は、利益でも財務体質でもなく資金力です。資金力さえ高まれば他も良くなっていきます。

次に“いい会社”について。私が考えるいい会社は、ひと言でいうと“人を大切にする会社”です。特徴としては離職率が低い。社員だけでなく仕入れ先など、お金を払う先の方を大切にしています。どんな会社でもお客さんのことはだいたい大切にしますが、社員や仕入れ先に対して優しくない会社がけっこうあります。自戒を込めて、これは本当に気をつけなくてはいけません。

このように、強い会社といい会社は違います。目指すところとしては、会社を一人だけでやっているのであれば、強い会社を目指すだけでいいと思いますが、社員を一人でも雇っているのであれば、やはり強いだけでなく、いい会社を目指してほしいと思っています。もちろん、私もそこを目指しています。