財務コンサルティング
宮本和雄税理士事務所の
“財務改善”の実績
A社(金属加工業)改善期間:3ヶ月
課題
借入金過多、債務超過のために売上増加でも銀行の協力得られない
元請けの要請に応じて、5年前に借入による大型設備投資を実行したが、投資額に見合う注文がなかったため、債務超過に転落。業績が回復し、直近2年間は黒字転換。しかし、銀行の協力は得られずに資金不足の状態。
実際の対策
売り上げが増加し業績が好転している説明書を作成
社長が数字を説明できるように数字教育
10年間の事業計画書を策定
日本政策金融公庫の資本性ローンによる借換(借入比率50%)
地方銀行によるプロパー融資と保証協会を利用した借換(借入比率50%)
改善された結果
- 3カ月で、融資が正常化!
- コロナ対応の資本性ローンは自己資本扱いされるため、金融機関からの評価が格段に向上した結果、取引がなかった銀行がプロパー融資対応できた。
- 返済額が月額1,000万円から月額250万円に減少。金利が月額150万円から63万円に減少。
B社(自動車小売業)改善期間:4ヶ月
課題
直近3年の利益は黒字、積極的に経営したいが銀行が協力してくれない
2代目社長。代替わり当初、経営に失敗し赤字が続き、財務が債務超過。ここ3年は業績が回復し、黒字になったため、積極的に投資しようと思うが、銀行が過去の失敗を理由に協力してくれない
実際の対策
高齢の創業者が収益物件である不動産を保有し、さらに、高額の所得税も納税しているため、その不動産を法人へ現物出資
収益物件が法人の資本になるため、法人は債務超過解消
創業者から収益物件が切り離されたことで、創業者の所得税対策と相続税対策になった
財務内容がよくなったため、1億円の不良在庫処分と不良債権の債権放棄を行なう
改善された結果
- 収益力のある不動産が法人の資産になり、債務超過も解消され、直近の業績が良いことから、 金融機関の姿勢が変化し、社長の希望する設備・在庫を持てるように融資を受けられた。
- 創業者の所得税と住民税が年200万円圧縮できた。
- 財務体質が改善されたため、不安なく会社の不良資産を処分できたため、
法人税負担を圧縮できた。 - この機会に創業者と相続の話ができるようになった。